復縁に『期待』は禁物

期待にはいろいろな種類の期待があると思いますが、その期待を全面的にしないことが復縁するためには重要です。そうしないと相手の対応次第では自分がショックを受けてしまいます。そのショックが未練として相手に伝われば追いかけられてる、期待していると感じ取られてしまいます。

未練を感じ取られてしまうと重い人間だと思われたり、「期待しているんだ」と安心して緊張感を無くしたり、逆に申し訳なさで距離をさらに置いてしまうようになったりと、いずれにしても復縁を遠ざけてしまいます。

「会えなくても返事がなくても大丈夫。相手が今、何をしていようと自分は関係ない」という強い意志がなければ何事もうまくいかないものなのです。

相手に対しての期待は早々に完全に無くすことはできないとは思いますが、相手に未練や期待や執着が伝わってしまうと、それだけ復縁できなくなるということだけは覚えておきましょう。そして、相手は本能的な狩人なので、追われるより追いかけたいのが本音なのです。

依存・執着が復縁を阻む

復縁を望んでいるなら相手に依存したり執着したりしてはいけません。もし依存や執着をしていたら、相手が何気なく素っ気ない態度をしただけで動揺しませんか?復縁したいなら、その逆を目指すように心がけましょう。つまり相手が自分に対して依存したり執着したりするように仕掛けていくのです。

そのためには絶対に『未練』を伝えないこと、『未練』がましくしないことです。この未練という想いが何かしらの形で相手に伝わっていると、相手は不安になることもなく、自分に対して依存も執着もないでしょう。

自分自身のスタンスは「相手がどこで何をしようと自分の心や感情は動くことはない」というもの。自分が相手に執着も依存もしていないのが感じられると、相手が自分に対して未練を強くしていきます。そしていつの間にか追いかけてくれるようになるのです。

相手は人間の原始より狩猟本能が強い性別です。自分が変われば相手は気になって必ず追いかけてきます。そうすれば復縁に一歩前進したことになるでしょう。

復縁は相手に追いかけさせるもの

恋人だった方と別れてしまったという経験は、その方にとって非常に悲しいことだと思います。ですが、そこで悲劇の主人公になってはいけません。もし復縁を考えているのなら次の行動に移るようにしましょう。

まず、別れ際の行動も大事ですが、別れた後は自分から相手を追いかけたりしないことです。もし追いかけてしまうと相手は確実に逃げていくでしょう。または相手の都合のいいように扱われる『便利な人』になってしまいます。関係性は悪化してしまい前に進むことが難しくなってくると思います。

冷却期間として一切連絡を取らない、何か連絡があっても無視する、など復縁のために心を鬼にして相手と距離を置くように努めましょう。なるべく距離を置いて冷静に対処することが大事なのです。

そして自分が少しずつ変わってきていることを何気なく感じさせることが必要です。どこかで会うことがあったら、その変わりつつある姿だけアピールします。その変化を感じさせることができれば復縁に一歩近づいているのです。

復縁とはどんな意味なのか

『復縁』とは、元々の意味は「離婚した夫婦、または離縁した養子などと再び元の関係に戻ること」となっています。つまり男女の仲は夫婦だけ、そして養子縁組に関しての言葉でした。現在は広義になり、交際相手や恋人などの男女の仲が元の関係に戻ることも含まれています。

現在は『復縁屋』と呼ばれる業者が出現しています。何だかイメージ的にいい感じがする言葉ですが、『別れさせ屋』と同様に『工作』を行います。この業務は探偵業や興信所の行う業務ではありませんが、探偵業登録されていて探偵業を営んでいる会社が、この業務をも営んでいるケースが多いようです。

別れさせ屋との違いは、人と別れさせるか人と縁を結ばせるかの違いですが、両方の業務とも『工作』を行い、人と人との関係性を思い通りに操ろうとするような行動を起こします。また、別れさせ屋と同様に、復縁屋も違法性・脱法性が指摘されているのです。「○○屋」となっているものは詐欺まがいの業者が多いそうです。気を付けましょう。

社内恋愛でもあり得る復縁?

社内でも転勤等があるような会社では、遠距離恋愛を余儀なくされる場合がある。そこで遠距離恋愛が続くのか、転勤先で新しい関係が出来るのか、は本人達次第なのであるが。

実物があるか無いかにより人の感情も左右されたりするので遠距離恋愛の場合には定期的に会いに行くのが望ましいだろう。しかし、転勤先で出会った新しい恋愛関係がそのまま発展し婚約してからまた元の勤務先に転勤したら、この時また以前の相手と復縁という事態もあり得るのである。

お互い離れていた分、愛が深まった場合と、相手を取られたくない場合、どうしても復縁したい場合はまた焼けぽっくりに火がついてしまうものである。

そのような場合もともと嫌いで別れたわけではないのでついてしまえば早いもので、婚約なんて何のその。解消してもとの鞘に収まり婚約して、ゴールインなんて場合もある。

解消された方は解消されてもまたまた違う相手を探してゴールインなんて事になるのだから男女というものは時にタフであり、侮れない生き物なのである。

遠距離恋愛

一からやり直そうは復縁なの?

お互い付き合いが長くなるといつまでその関係を維持するか、また次の段階でゴールインするべきか、と悩みどころが生じてくる。

年齢的なことを考えれば男性の場合は、まだもう少し遊んでいたい。女性の場合はもうそろそろ結婚したい。という意見のすれ違いが生じてくる。そのような場面になったときに、また一からやり直そう。

と提案されたらどうするか?これは今までは遊びだったからこれからは真剣に付き合おうという意味に取れるのか?それとも今までの事は全て水に流して一からやり直そうという事なのか?別に別れたわけではないけれど復縁?なのか悩みどころである。

要は男性にしてみれば結婚を前提にお付き合いしようという事なのだが、女性にしてみれば今までの事は一体何だったの?という疑問が生じ、これをきっかけに復縁となるのか、別れてしまう結果になるのか際どい選択である。

このような事にならない為にはあまり長い恋愛期間は無いほうが良いと思うのだが、結婚という言葉に対して責任の重さが分かれば自ずと答えが見えてくるものだろう。

親子でも復縁ってあり?

親子の間でも”縁を切る”という言葉が出てくる。昔は言う事を聞かない息子や娘はよく”勘当”されたものである。”勘当”=(イコール)”縁を切る”ということで。まあ戸籍上は繋がっているのだが。

それだけ昔は頑固親父が多かったということなのだろう。現在ではどうだろう。虐待なんてするくらいなら、されるくらいなら、いっそ縁を切ってもらいたいと考えるに違いない。

とこのような事はさておき。勘当されたら家を出て行くとかしていた昔では、出た以上は二度と家の敷居はまたがない覚悟で出て行くものである。そして年月が過ぎ頑固親父の勢力も尽きる頃昔の事は水に流しめでたく復縁となるのが世の常である。

親子の溝はなかなか埋まらないものではあるが、間に立って修復してくれるのが母親であろう。いつの時代も母親は子供の良き理解者であり、味方である。

だからいくら頑固親父が嫌いでも母親の面子にかけて復縁をするというのが一つの親孝行だろう。いつまでも親が生きているものでもないので後悔しないうちに親子の縁は修復しておきたいものである。

親子の縁

離れてみないとわからない?

付き合いも年数が経っていくとマンネリ化して恋愛感覚がマヒしてしまう場合がある。”隣の芝生は青い”ではないが他の人が気になって相手の事を思いやれなくなったら少し距離を置いてみるのも良いだろう。

冷却期間を設けて相手がいなくなったときに、初めて自分の正直な気持ちを見つめることが出来るのではないだろうか?

そして相手の事を考えて思いやることが出来るようになったらお互い会って話をして復縁してみるのもいいかもしれない。

泥沼になってからでは復縁も難しくなるので、お互いが納得して関係が酷くなる前に離れてみることは必要かもしれない。それで戻らなかったら縁がなかったという事で諦めざるを得ないのだが。そうならないようにお互いが努力しないと回復は難しいだろう。

よく単身赴任の家庭が戻ってきたときに不満を漏らすような事があるが、離れていてもお互い心のどこかで相手の事を思っていられれば上手くいくものではないだろうか。

人の物が欲しくなる人は特に注意が必要である。”隣の芝生が青い”のは、それなりに手入れが行き届いているのであって何もしないで青いはずがないのだから。

付き合ってみないとわからない

男女が付き合う場合、初めてなのかそうではないかにより相手の見方が違ってくるものである。

お互い初めてお付き合いする場合は何もかも新鮮でいろいろ思い出作りをして恋人気分を満喫し、理解しあおうと努力するかもしれないが、初めてではない場合には、以前付き合った人とついつい比較をしてしまいがちになるのではないだろうか?

そして以前付き合っていた人の方が良かったりすると相手に求めるものが違ったり、多くなったりと人間欲が出てくるものである。

そこですっきり別れて以前の人と復縁するのか、別れずに復縁するか(要は二股なのだが)、現状維持で努力するかは人それぞれだが、いずれにしても相手の事を考えて行動しないと失敗する恐れが十分にある。

人の心はなかなか理解できないし、同じ感情を持ち続けられる人もいれば、その時により変わってしまう人もいる。

言っている事と実際の気持ちは違ってしまう場合なんてよくある事だ。別れるにしてもよりを戻すにしても相手の気持ちを考えて大人としての行動を心がけたいものである。

すれ違う二人

復縁も一歩違えばストーカー?

男女の付き合い方は実に様々で正しいものなど何も無い。お互いが何処まで理解し、受け入れられるかという事だろう。

完璧な人間なんて何処にも存在しないのだから相手の欠点ばかりあげつらって自分の欠点は直そうとしない、なんて人もありがちである。

それでもお互い好きでいられれば付き合っていけるものだし、どちらかが冷めてしまったら付き合いもなくなってしまう。でも自然消滅ならどちらかがきっかけを作れば復縁もさほど難しくは無いだろうが、一方的に迫りまくれば只のストーカーになりかねないので注意が必要である。

だからここで微妙な駆け引きをしながら相手の気持ちを上手く引き出し自分にまだ好意があるかを何気なく確認する必要がある。今の時代はメールという便利な手段があるので活用したいものである。メールアドレスを変えられてしまったらアウトだが。

かといって突然家まで訪ねていく勇気というか、根性というか、相手の事を考えながらの行動は難しいものである。復縁も相手の考え次第なので慎重にしたいものである。